受験が近づくにつれて、「このままじゃ合格できないかも」と不安になることも多い時期になってきました。
不安で溢れると、足りないところばかり見えてきて、効果のない勉強をしてしまいがちです。
受験勉強を進めていく上で、特に終盤に意識してほしいことをまとめてみようと思います。
合格までに必要な勉強内容を見極める
受験まで残り限られた時間の中で全ての科目を完璧に仕上げるのは無理です。
そこで焦って、闇雲に色々なものに手を出すと必ず失敗します。
まずは落ち着いて、間に合わない中で何をやっていけばいいのかをしっかりと整理する必要があります。
確認するポイントは以下の2つです。
- 合格するためには全体で何割を取る必要があるのか
- それぞれの科目で何割取れるようにしておきたいのか
合格するためには全体で何割を取る必要があるのか
合格するために試験では何割取ることが必要なのでしょうか?
過去問を買うとそういった情報も載っているはずなのでチェックしておきましょう。
それぞれの科目で何割取れるようにしておきたいのか
合格するためにとりたい割合を決めたら、平均でその割合になるように科目ごとに、目標とする割合を割り振ってください。
例えば全体で6割とりたいとして、国語は得意だから8割とって、英語は苦手だから4割と決めれば、気持ち的に楽になる部分が出てくると思います。
勉強を進めていく上で何が必要で重要なのかを見極めることもできると思います。
このようにして考えていくと、ムリでムダな勉強は減っていくと思います。
大学受験の場合は学部ごとに重視する科目はあると思うので、このような決め方は少し甘いのかもしれませんが、基本的な考え方だと思ってください。
合格したかったら解けないもの問題も解ける問題に注目
受験勉強で、わからないものにばかり時間を使っている人は落ちます。
一度過去問などを使って、ケアレスミスにで間違えた問題が仮に正解していたとしたら何割取れていたのか、を出してみてください。
計算ミス、読み間違え、見落とし…結構あると思います。
合格点が取れていた人は、ケアレスミスさえなくせば合格できるということです。
受験対策としては、できる問題を正しく答えれる確率を上げることに重点を置けば、合格が見えてくるということになります。
合格点が取れていなかった人も、焦る必要はありません。
まだ受験までに時間的な余裕があるなら、教科ごとの得点配分を見直してみたり、
新たに何の知識を入れるのかを決めたりしてできる対策をしていきましょう。
時間的な余裕がないのであれば、志望校の再考も視野に入れながら、
得点の割合を上げるために何ができるのかを必死に考えましょう。
一人で悩まず相談しましょう!
一人で考えても解決策が見えてこないのであれば、
親、先生、友達の誰でもいいので相談してみましょう。
きっといい解決策が見つかると思いますよ。