中学2年生にもなると、そろそろ志望校を決め始めることです。高校は華々しいというイメージがあると思いますが、まずは志望校に受からなければ話になりません。しかし、志望校に受かるためにも、本番でいい点数を取るためにも勉強が必要です。ただ、高校受験にもなると、難易度の高い勉強が必要になります。そのため、今まで行ってきた勉強方法が通じなくなるかもしれません。
そこでこの記事では、中学生に向けて、効率よく勉強するためのコツを紹介します。中学生のお子さんがいる方や、中学生自身にとって参考になる記事となっておりますので、ぜひご一読下さい。
勉強には正しい方法がある
勉強には正しい方法があります。正しい方法があると聞くと、何か工夫しなければならないのではないかと考えてしまいますが、そうではありません。正しい勉強の方法とはなにか。それは、間違いを正していくことです。何も難しいことはありません。ただ単に、一度間違えた問題を、もう二度と間違えないようにすることが大切なのです。
テスト後の間違い直しはかなり重要
テストは、問題を解決する能力が備わっているかを確かめるものです。そこで満点を取れるのであれば、問題を理解し、それを解く能力が備わっていると言えます。しかし、満点を取れることの方が難しいテストでは必ず間違ってしまいます。
そこで大切なことは、間違い直しを必ず行うということです。ほとんどはテストが終わればそこで終わってしまい、間違い直しをしない生徒が多い中、いい点数をとっている生徒は間違い直しを徹底しています。間違い直しをすれば、間違った問題を理解することができますし、その問題をもう間違えることはありません。それこそ正しい勉強なのです。テスト後の間違い直しは、ほったらかしにせず、必ず行うようにしましょう。
受験合格者が無意識に行なっていること
受験合格者には、無意識に行っている共通点があります。その無意識が志望校に合格する秘訣です。
- メリハリがある
- 自分の目標を明確にしている
- 自分のことをよく理解している
これら3つの項目について、以下で解説します。
メリハリがある
まず一つ目は、メリハリがあるということです。メリハリがあるということは、時間を有効に活用しているという意味です。勉強を始めると、どうしても集中力が切れてしまいます。集中力が切れてしまうと、勉強する内容が頭に入ってこなくなり、「やっているだけの勉強」になってしまうのです。それでは、勉強をしている意味がありません。
そこで、メリハリをつけるのです。そのメリハリとは、勉強時間を明確に決めるということです。勉強時間を明確に決めることで、その時間内だけを集中すればいいと考えます。そうなれば、集中力が切れることもありませんし、勉強した内容が高効率に頭に入ってきます。
自分の目標を明確にしている
続いて二つ目は、自分の目標を明確にしていることです。受験勉強は期間が非常に長いです。そのために、自分のモチベーションを保ち続けなければ、質の高い勉強をし続けることが難しいです。目標を明確にしておくと、今の自分には何が足りなくて、何が必要なのかを理解することができます。
そのため、勉強のモチベーションを保つことができますし、自分に必要な知識を求めて、質の高い勉強を行うことができます。したがって、自分の目標を明確にしておくことが大切です。
自分のことをよく理解している
最後は、自分ことをよく理解しているということです。自分のことを理解していると、自分にあった環境や、集中が持続する時間帯を知ることができます。それ以外に、自分の苦手を理解していれば、それを克服するための勉強を行うことが可能です。
そのため、受験合格者はここまで説明した3つのことを無意識に行っています。これから受験を控えている学生は、初めは意識してでも構いませんので、これら3つのことを実践することが大切です。
まとめ
勉強は時間をかければいい、というものではありません。この記事で説明したように、正しい勉強を10時間行うのであれば、資産として脳に蓄えられます。しかし、だらだらしながら10時間勉強するであれば、資産として脳に蓄えられるものは少なくなります。時間をかけるだけの勉強のメリットはほぼ皆無なのです。そこで、勉強のコツさえ取得してしまえば、あとは時間をかけて勉学という資産を脳に蓄えるだけになります。それが受験に役立つのです。
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