【新公立高校入試制度】令和5年度以降の入試対策

コラム
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令和5年度から新しくなる広島県の公立高等学校入学者選抜制度について、県教委からリーフレットが公開されています。変更後の概要に関しては、別の記事でまとめてありますので、そちらをご覧ください。

公立高校合格のために対策しなければいけない項目は大きく分けて4つあります。今回はこの4項目の「高校入試にむけた具体的な対策方針」について触れてみたいと思います。十分な対策について話してもキリがないと思いますので、お話しする内容としては高校を「選びたい時に選べる」状態にしておくために必要な対策というところに重きをおいてお話しして行きたいと思います。

調査書(内申書)の対策

調査書は225点満点です。どのように計算されるのかというと、各学年の「学年末の5段階評価」を9教科で合計し、「3学年」の点数のみ3倍で合計を計算します。これで225点満点の得点が出てきます。単純に9教科を合計したのは「一般枠」での話です。「特色枠」では教科の配点異なる場合がありますので、その比率で合計を出します。

入学定員は「一般枠」と「特色枠」に分かれます。「特色枠」は入学定員の50%以内で、0人の場合もあります。「特色枠の採点基準」で合格者を決めたあとで、「一般枠の採点基準」で合格者を決めます。「一般枠」と「特色枠」でテストが分かれているわけではありません。

ですので、「特色枠だったらギリギリ引っ掛かりそうかな…」と思っても、「一般枠でどうなりそうか」というのは必ず確認するようにしましょう。「特色枠がギリギリで一般枠が望み薄」なら、比重のかかり方によってはチャレンジングというよりも「ナイトメア」な戦いになると思います。「もちろん、それをわかった上で受験するのは全然ありだと思います。仕組みをしっかり理解して、理にかなった作戦を立てて行かなければいけません。

全教科で3未満にならないように注意しながら、5教科の得意科目を伸ばす!

この辺りの方針の感覚としては、保護者の方が通知表をみて気にする感覚と似ていると思います。

放っておいても成績に3がつくような人はいいのですが、そうでない人もいますよね。そういう人は焦って無理に一気に3に上げようとしなくてもいいと思います。5教科の得意教科を重点的に伸ばしていくことが1番大切なことだと思います。その他の教科は配点比重の高い中3時には、安定して3が取れるようになっておこうくらいの、長い目線で取り組む姿勢で大丈夫だと思います。

中3期には主要5教科全体で対策を

中3に入ると「学力試験対策」という意味でも、主要5教科の成績をあげれるところはあげて行きましょう。副教科に関してはその時点で取れている成績をキープすることを考えればいいと思います。

4に近い3か、3に近い2か。上げれる教科の見極め方

毎学期の中間・期末後には、その時点での成績が出てきます。その成績をしっかり分析すると、どの教科に力を注げばいいのかが見えてきます。学年末の成績は「各学期の平均」ですので、前期3でも、期末で4取れれば、学年末では4になれる可能性があります。

成績に3がついた場合、2になりそうな3なのか、4に上げれる3なのかは、成績をしっかり分析することで見えてきます。

学力調査の対策

学力調査は、入試当日の試験のことですね。国語・社会・数学・理科・英語が各50点の250点満点で計算されます。

中3期の夏明けまでに、それまでに習った学習内容の「基礎知識」を「使える状態に」しておき、夏明け以降は「標準問題」に取り組み、余裕がある教科に関しては「発展問題」にも手を出す。そして年明け以降、できる限り過去問を周回する。というのが一般的な流れかと思います。

傾斜配点がある場合も

学校によっては特定の教科の配点を他の教科より高く(または低く)することがあります。この場合は250点満点ではなくなります。

苦手教科に対する負担が軽くなるので、志望校を選ぶ際の基準くらいに思っておいたらいいと思います。

自己表現の対策

自己表現では、

自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力

くりっぷ72号(広島県教育委員会、令和2年3月31日発行)

を測ります。

「どうやって測るのか」というと「面談」です。礼儀作法や話し方などにとらわれないよう、「面接」ではなく、「面談」という名前にしているんだと思います。

もちろん、評価する側には評価項目があり、それに沿って得点は決まると思いますので、そこに「礼儀作法や話し方」の項目がない話で、礼儀作法や話し方などは気にしなくてもいいとはいえ、「初対面の人との対話」の場ですから、「印象」で大きく左右されると思います。ですので、最低限度のマナー・気遣いはできておいた方がいいように思います。

面談で必要な能力
  • 自分自身のこと(得意なことやこれまで取り組んできたこと)などを自分の言葉で表現できる
  • 高校に入学した後の目標や方針について自分の言葉で表現する

出願時に書く「自己表現カード」はあくまで補助的な資料で、それ自体が直接評価されることはない、ということですので、「自己表現カード」に書いた内容(+α)を自分の言葉でしっかり説明できるようにしておけばいいと思います。

独自調査

これは、高校によってある学校とない学校があります。

内容については、高校ごとに違うので、それぞれに合わせた対策をしていく必要がありますね。

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