学習の4大要素として「予習」「授業」「復習」「テスト」があります。
成績を上げようとする多くの人は「より良い授業」を受けたいと思っていると思います。
確かに授業は学習の4大要素の核となる部分だと思いますし、「より良い授業」を求めることは当然のことだと思います。
ですが多くの人は「より良い授業」を求めた結果、塾や予備校で「授業をたくさん受ける」という行動に出てしまいます。
授業をたくさん受けるせいで…
- 予習・復習・テストなどの演習時間が相対的に減る
- 減った演習時間を補うためにムリをしてしまう
- 「後から塾で同じことやるし…」と授業の質が落ちる
- 「受け身の学習」が当たり前になる
という状態になってしまい、「復習」や「テスト」の効率がガクッと下がってしまいます。
大事なのは授業を「たくさん」受けることではなくて、授業を「どう」受けるか、なのではないでしょうか?
「予習」や「テスト」の中で自分の学習に対する問題点をはっきりさせる。その上でいい「授業」を受ける。そして理解が不十分なところ、定着できていないところを「復習」する。これがいい学習サイクルだと考えています。
つまり何が言いたいかというと、勉強していく上で時間をかけなければいけないのは授業ではなく、演習の方だということです。
いい授業は誰かに与えられる物ではなく、自分からいい授業をつくっていくものなのです。

演習に時間をかけて、演習の質をあげていけば自然に「いい授業」になる。
まさに最高の学習サイクルですね。
不必要な授業は行いません!
受験や学校の長期休暇が近づいてくるとあの手この手を使ってどうにか追加で授業を受けさせようとします。ですがそれはそ の生徒に「明確な根拠」があってのことなんでしょうか?大抵の場合、追加受講は必要ないことがほとんどです。ある講師は「昨 年はこれを受けて合格した人が○人います」とか、もっとひどい人になると「これ以上下がっても知りませんよ」とか「落ち ても知りませんよ」と脅迫めいたことをほのめかして、不安を煽って、受講せざるを得ない状況を作り出す人もいます。信頼 を寄せている塾の先生にこんなこと言われたら断る方が難しいんじゃないかと思います。
「明確な根拠」とはその生徒自身の「今」に当てはまる具体的な状況があるということです。合格実績や授業の質は2の次です。 追加受講の必要があって初めて合格実績や授業の質というのが受講を決める判断基準になるだけです。
忘れてはいけないことは「自分一人でできるようになること」がゴールなのです。良質な授業を受けると「できるようになった気」 にはなれます。だからこそ、「受けなくてもよかった」ということに気づきにくいのですが、いざ自分一人でやってみるとできるようにはなっていません。できるようになるには「トレーニング(演習)」を繰り返すしかないのです。授業ばかり受けて「勉強したつもりになる」のは今日からやめにしましょう。
もう一度聞きます。あなたには本当に授業が必要ですか?本当に必要なのはトレーニングを確実に行える環境ではないですか?
あすとる学習塾は「演習形式の学習指導」がメインになっています。演習形式の学習指導とは、
- 「何を」「どのように」進めていくのかを今までの本人の学習状況を分析してアドバイス
- 演習内容・理解度のチェック及び質問対応
もちろん、知識の不足がある場合には個別指導や映像授業で「テーマ別攻略」を行いますし、どうしても同じミスを繰り返してしまうとか知識をうまく使いきれないといった具体的に授業を受ける理由がある場合には「苦手講習」という形で追加受講をしていただきます。
学習の進捗を毎週チェックする仕組みを持つ
学習戦略を立てて、それに沿って勉強を進めていく。ですがそれが自分にとって最良のものかどうかはやっ ぱり「やってみないと分からない」部分が大きいことは感覚的にも納得できると思います。大事なのは、 良さそうだと思ったことはやってみて、「良かったら続ける」し、「悪かったら改善する」というスタンス です。そのために役立つのがテストです。テストという言葉を聞くと、どうしても身構えてしまうと思い ますが、自分の状態を把握するためには一番の方法です。
勉強を進めていると、どうしても「わかったつもり」で先に進んでしまうこともあるかと思います。ちんと理解・定着した 状態で次のステップに進むために、「学校の小テスト」や「確認テスト」をうまく活用していきましょう。
あすとる学習塾では参考書や問題集の正しい使い方・学習へうまく活用する方法をお伝えしています。
事前・事後のケアが一番大事
事前・事後とは結局のところ予習・復習だと言いたいわけですが、「予習・復習が大事!」なんてセリフ は耳にたんこぶができているかもしれませんが、裏を返すとそれだけ大事だということです。いくら良い授業でも、予習をしていなければ自分にとって有意義な時間になりませんし、復習をしなければ「使える 知識・技術」にはなりません。授業の中身や授業する講師の質に良し悪しがあることも事実ですが、それ以上に予習・復習ができる仕組みを整えておくことの方が重要です。
あすとる学習塾では、「個別指導」を軸に「3ステップ学習法を取り入れた映像指導」「予習・復習を身につける演習指導」をご用意しています。この3つを上手に組み合わせることによって自分にピッタリ合った形で学習が進められます。
本当に受ける価値のある授業とは?
「事前・事後のケア」をしっかりした上で、まだ知識的・技術的に必要な力がついていない場合には授業が必要です。
あすとる学習塾では、様々な生徒の状態に対処できるよう「個別指導形式の授業」「映像授業」「オンライン授業」3つの授業スタイルをご準備しています。これらの授業を適切に受講することで、学習効果は今までの比ではなくなります。
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